冬のルアペフ山、クレーターレイクに登ってみた件

クレーターレイク
活火山であるルアペフ山は頂上にクレーターレイク the crater lake と呼ばれる火山湖があります。Whakapapa・Turoa両スキー場からも登ることができ、約1時間ほど緩やかな斜面を登るだけですので雪崩の心配がない日は簡単に到達することができます。8月の晴れた日、Whakapapaスキー場からのクレーターハイクに挑戦してみました。
 
 
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登る前の準備

必要なもの

1時間の簡単なハイクですので必ず必要なものはありませんが、持っていきたいものは、バックパック・お水・サングラスです。日本のバックカントリーでは林の中を歩くため、縦に板を装着できるバックパックが人気ですが、ルアペフ山には木がないため、通常のリュックサックのショルダーストラップに板を横から差し込むだけで大丈夫です。たまに方に担いで登っていく人を見かけますが、疲れ方が全然違うためおすすめしません。お水はペットボトルで構いませんが、チューブ付きの水筒はかばんから出し入れする必要がなく、ニュージーランドではほとんどの人が利用しています。晴れた日の雪山はかなり眩しく、ゴーグルだと曇ってしまうのでハイク中はサングラスがあると便利です。

ルート・安全確認

最短ルートはWhakapapaスキー場の最西端にあるFar Westティーバーから真上に真っすぐ1時間。特に急な斜面ではないのでただひたすらに登っていきます。8月・9月であればたくさんの人が登っていくので道に迷うこともありません。ただ注意しなければならないのは雪崩と火山状況です。活火山で約10年おきごとに噴火し続けていますので危険レベルと避難場所を必ず確認してください。ニュージーランドのスキー場では遭難・事故は基本的に自己責任ですのでパトロールの電話番号や緊急時用のマップなど、チケットセンターや総合案内所で問い合わせてください。ちなみに遭難してヘリを出してもらうと全額請求されます。

ハイク

しっかり準備ができたら出発です。午前中は凍っていて歩きづらいので出発は午後1、2時ごろがいいと思います。リフトが4時に止まるのでそれまでに帰ってこれるようにゆとりをもって出発しましょう。ハイクは約1時間と言われていますが、私の場合は写真を撮ったり、途中10分おきに休憩をしたので1時間半ほどかかりました。後ろをむけばロードオブザリングの滅びの山、ナラホエ山が見えます。

DSC_0814

頂上付近につくと左手にサミットSummit、右奥にクレーターレイクがひろがります。とても大きな湖で青く美しい色をしています。噴火の危険レベルが低ければほんのそばまで近寄ることができます。雲よりも高い位置にある景色は圧巻です。

the creter lake

Snowboarding down

クレイターレイクを見終わった後は最後のお楽しみ、山を滑り下りていきます。クレーターを超えてTuroaスキー場に降りることもできますが、帰りの交通が不便なのでWhakapapaスキー場内に下ることにしました。私たちは雪の壁が両側にそびえ立つルートを選び、ライムライトの上部へと続く道を滑り降りていきました。新雪は1週間ほど降っていなかったものの、氷が上手く緩くなり、柔らかく新雪にも似た状態で最高のコンディションでした。真っ白で誰もいない、跡もない、広大な斜面は最高です。ハイクは1時間半かかっても下りは一瞬にして終わりました。ですが美しいクレーターレイクと気分を盛り上げてくれる太陽、最高の経験となりました。

ルアペフ山にスキースノーボードに行った際はぜひ、クレーターレイクを目指してみてください。